初代総理大臣を務めた伊藤博文公がこよなく愛し、皇室献上したという一子相伝の由緒ある和菓子。鮮度抜群の有機卵の卵白に、創業時から使用している上質の砂糖、厳選した寒天を合わせただけというシンプルさ。ふんわりとしたやわらかな食感で、マシュマロよりも軽いが綿菓子よりはしっかりとしている。上品な甘さと口中でシュワッととろける口溶けの良さ、真っ白な様は、まさに淡雪を感じさせる。『阿わ雪』という名もこの菓子を口にした伊藤博文公が「春の淡雪のようだ」と言ったことから命名されたそうだ。「阿わ雪」は、江戸時代末期の慶応年間に創業した、下関の老舗和菓子店「阿わ雪本舗 松琴堂 ( あわゆきほんぽ しょうきんどう )」の看板商品。創業以来150年以上、一子相伝で受け継がれた製法で作り続けられている。